一階の四天王殿には、彌(み)勒(ろく)菩薩、韋(い)馱(だ)菩薩、十八羅(ら)漢(かん)が安置されています。黒い花崗岩で彫り上げた四天王は、高さ12メートルにものぼり、殿堂の四方に鎮護しています。一つの天王は四つの天王の顔を有しており、即ち一は四、四は一、それぞれは四天王の功徳願力を持つことを表しています。言わば、仏法と建築芸術とが融合された独創像とも言えるでしょう。
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